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CSS ''パルメット・ステート''(CSS Palmetto State)は南北戦争のアメリカ連合国海軍(南部海軍)のリッチモンド級砲郭型装甲衝角艦。パルメット・ステートはサウスカロライナ州の別名である。'パルメット・ステート''(CSS Palmetto State)は南北戦争のアメリカ連合国海軍(南部海軍)のリッチモンド級砲郭型装甲衝角艦。パルメット・ステートはサウスカロライナ州の別名である。'(CSS Palmetto State)は南北戦争のアメリカ連合国海軍(南部海軍)のリッチモンド級砲郭型装甲衝角艦。パルメット・ステートはサウスカロライナ州の別名である。 ==艦歴== パルメット・ステートはサウスカロライナ州チャールストンにおいて、1862年1月から建造が始まった。製造はキャメロン・アンド・カンパニーで、連合国海軍代将であるD. N. イングラハム(D. N. Ingraham)が監督した。1862年9月には就役し、ジョン・ラトリッジ(John Rutledge)少佐が艦長となった。パルメット・ステートの装甲厚は4インチで、22インチ厚の木材で裏打ちされていた。操舵室は煙突の後ろにあった。 1863年1月31日の夜明け前、パルメット・ステートと姉妹艦CSS チコーラは濃い霧の中を、チャールストン沖のアメリカ合衆国海軍(北部海軍)の封鎖艦対に対して奇襲をかけた。低いシルエットを利して、パルメット・ステートはUSS マーセディッタ(USS ''Mercedita'')の砲の下をすり抜け、衝角攻撃をかけるとともに砲撃を行った。マーセディッタは行動不能になり、またその艦載砲はすぐ側のパルメット・ステートを砲撃できる俯角を取れなかったため、降伏するしかなかった。続いて、USS キーストーン・ステート(USS ''Keystone State'')に矛先を向け、数発の命中弾を与えた。 キーストーン・ステートの蒸気機関には穴が開き、動力を失い他艦に曳航してもらって脱出した。その後、南軍装甲艦と北軍艦隊の間に長距離砲戦が発生したが、どちらもわずかな損害も出したのみで、パルメット・ステートとチコーラは安全なチャールストン港に引上げた。この戦闘により、北軍封鎖艦隊は一時的に近接封鎖を解除し、連合国政府はチャールストンの封鎖は失敗したと宣言した。 パルメット・ステートは1863年4月1-7日に北軍サミュエル・デュポン提督が実施したチャールストン攻撃の際にチャールストンの防衛に従事し、これを失敗させた。また、1863年9月6日から7日にかえての夜に実施した、ワグナー砦(Fort Wagner)とグレッグ砲台からの撤退においても活躍した。 南軍のチャールストンからの撤退に伴い、1865年2月18日、パルメット・ステートは鹵獲を避けるために自焼した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パルメット・ステート (装甲艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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